「なぜ」を追求する プロフェッショナル「疾走、あんこ道」
(Vol.581/607)
NHKの番組、
プロフェッショナルの
流浪の菓子職人の回は
強烈な印象を残しました。
かつては、
皇室御用達の菓子職人で
「あんこ」炊きの名人。
自らの店を持たず、
その技を伝授するため、
全国の店を回り、
多くの店を再建させた男は、
どうして「流しの生き方」を
選ぶことになったのか?
とある事件を境に、
「想い」や「使命」を持ち
日本中を旅するようになった
男の生き様が描かれています。
よい番組だったので、
ご興味があれば再放送を
ご覧くださいね。
さて、そんな
「あんこ炊きの名人」が番組の
最後にこんな発言をしていました。
頂点はわからんですけど。
それに達するまで、
「なぜ?なぜ?」を続けて
自分なりに追求することでしょうね。
「なぜ」という追求を
しないとダメですね。
追求でしょう、「なぜ」は。
それがなくなったら、
そこで終わりでしょうね。
頂点とは、
「あんこ道」の頂点です。
この名人の「あんこ炊き」は、
セオリーからは大きく外れた
独特の方法で、
「なぜ」を追求しながら
探し当てました。
そして、
そんな名人をもってしても、
天候などの条件により
日々ちがう「あんこ」が
できるのだそうです。
「なぜ、小豆の渋みがでたのか?」
「なぜ、艶がたりないのか?」
「なぜ、ふっくら炊きあがらないのか?」
というように、
毎回ベストの「あんこ」を炊くために
「なぜ」を突き詰めていくことが
重要となります。
この発想は「あんこ炊き」
に限った話ではなく、
「仕事」において
非常に重要な視点
ではないでしょうか?
・うまくいかなかったこと
・できなかったこと
・先送りしてしまったこと
大事に至らなければ、
これらのことは
「まあいいか」の一言で
すませていないでしょうか?
わたしは、
心当たりがありますね。
反省です。見習わせて頂きます。
「なぜ」を追求し改善策を考える。
そんなことを愚直に積み上げること
でしか現状は改善されませんよね。
現状を改善したい方、
「なぜ」の追求を意識して
みてはいかがでしょうか?
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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