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まずは、相手の話を聴いてみる

 

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(Vol. 1069/1096)

 

先日のカンブリア宮殿で
サイボウズが取り上げ
られていました。

 

サイボウズは、
最近は「KINTONE」という
クラウドシステムを販売して
業績を延ばしている会社です。

 

今回のコロナにより
テレワークが進んだことで、
さらに注目を集めている会社です。

 

CMでテレワークを
率先する会社として
アピールしていますよね。

 

さて、
テレワークを推進できる会社は、
ある程度条件がそろっている
必要があります。

 

なかでも、
会社が従業員を信頼していることは
重要な点でしょう。

 

今でこそ、
サイボウズは従業員の裁量に任せて
働き方を決めています。

 

ところが、
以前は本当に
ひどい状況だったそうです。

 

ITベンチャーのため、
ある程度は人員の流動化は
やむを得ない面はあります。

 

でも、
以前は採用しても
すぐに辞めてしまい、
全く人が定着しなかった。

 

いわゆる、
「ブラック企業」ですね。

 

そこで、社長さんはダメ元で、
まずは辞める社員の話を聴きました。

 

これまでは、
「指示」だけしていたわけですが、
相手の話に耳を傾けたわけです。

 

そして、
「わがままを全部聞いた」
そうです。

 

はじめは、
人が足りないからという
やむにやまれぬ理由からでした。

 

なかには「給料が1億円欲しい」
みたいな荒唐無稽な話も
あったようですが、
1億円支給できる要件などを
提示するなど善意で対応しました。

 

すると、そのうちに
社員からの反応も
変わったと言います。

 

「在宅勤務をしたい」
「育休を長く取りたい」
「育児で退職しても戻れるようにして欲しい」
「副業をしたい」
など

 

そんな社員からの本音での
リクエストがでてきました。

 

そして、
これらは長い目で見ると、
働きやすい環境をつくるために
有効な施策であることが
わかりました。

 

意外なことに
以前の常識で考えると
マイナスに寄与しそうな
施策でしたが、
やってみると、
むしろプラスに作用した
と言います。

 

「人間、万事塞翁が馬」ですね。

 

それもこれも、
元をただせば「相手の話を聴く」
という当たり前のことから
始まっています。

 

これは、見逃せませんよね。

 

もしも、社内で自分の伝えたいことが
うまく従業員に伝わらないと
お悩みがあるのならば、
まずは、相手の話を聴いて
みてはどうでしょうか?

 

思いもよらぬ意見を聴くことが
できるかもしれません。

 

そして、
サイボウズのKINTONEのように
御社の新たな収益の柱になるような
アイデアが産まれる
かもしれませんよ。

 

まずは、
相手の話に耳を傾けてみませんか?

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL   :https://saito-tax.com/

 

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